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劇場版『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』 [雑感]

劇場版『まどか☆マギカ』の映画を観てきました。
マミさんとほむらちゃんのGAN=KATAシーンがカッコよかった。
戦闘シーンがスピーディーでダイナミックで、無数に走る銃弾の軌跡が華やか!
映画館の迫力で見られてよかったと思うと同時に、一時停止しながら見たいなあと思った。

映画が始まる前にP3の予告が流れていたので、ほむらが銃口をこめかみに当てて
引鉄を引くシーンで「ぺるそなー!」と思ったことは内緒。
あれ、本気で吹っ飛ばしているよね。魔法少女はソウルジェムさえ無事なら大丈夫とはいえ、
ほむらは痛みも恐怖も振り切っているんだなあと感じられて、覚悟が見られて好き。
こうしたら巴マミは動揺するだろうと確信しているほむらからマミへの自覚のない信頼も好き。

映画版のさやかはオクタヴィアも自分の力にしていてカッコよかった。
かつて魔女だった自分さえ認めて受け入れているように見えた。
ほむらの追及をいなしながら水たまりの水を跳ね上げて水滴と戯れるシーンが、
今までのさやかちゃんのイメージとはちょっと違って、なんとなくミステリアスで、
あれ?、と思ったらオクタヴィアが現れて、わあっとした。
さやかは叶わなかった恋の痛みと後悔をほのかに浮かべて騎士しているときが、すごく魅力的。

なぎさも、シャルロッテかつベベな自分を嫌いじゃない感じで、前向きでいい。
ベベの姿でもマスコットとしてお役立ち。マミさんとの共同生活楽しそう。チーズ語可愛いです。
なぎさの姿でもマミさんと仲良くしてたらいい。

杏子ちゃんはさやかの家に居候しているらしいよ! すごいよ、あの理想の世界!
杏子とさやかがまどかの周りを追いかけっこしてくるくる回る登校中のシーンは、
できたてのカップルみたいな二人の世界でどうしようかと思った。
それから、杏子がほむらに食べ物を渡すシーンが好きだ。
食べ物を差し出すのは気を許している相手って感じがする。
人差し指と中指でポテトフライをキャッチするほむらちゃんカッコいい。

まどかがことあるごとに天然でほむほむの心にクリティカルヒットな台詞を言うので、
そのたびにほむらちゃんの心が折れる音が聞こえる気がする。
もうやめて! とっくに暁美さんのライフはゼロよ! 
ほむらにはまどかしかいないけど、まどかには家族も他に友達もいるのだよね。
まどかも甚大にほむらのことが大切だと思うけど、
ほむらの思いの深さと、まどかとの絶望的な意識の差に同情する。

ラストシーンでほむらちゃんが全然幸せそうじゃないのが萌える。
もうこれ、ほむらはまどかに滅ぼされたいんじゃないのか。

この世でたった一人の大事な存在に幸せでいてほしいという気持ち。
それが独善だと気が付いているがゆえの罪悪感。
目をつむって自分の作った偽物の幸せに浸れるほど鈍感ではないから孤独。
好きすぎて拉致監禁というベタな王道すぎて最高である。
ほむらはひとりでいろんなものを背負わされちゃって大変だ。

TVシリーズの後半でほむらがまどかに「こんな世界、何もかもめちゃくちゃにしちゃおっか?
(中略)それはそれで、良いと思わない?」 と涙声で訴えるシーンが好きで好きで、
追い込まれぶりが可愛いなあと、萌えの瞬間最大風速が吹き荒れたのだけど、
今回の映画でもスタッフはもう、本当に薄暗いココロのツボを的確に押さえてくる。
王道というかなんというか、すごく、見たいと思っていたものを見せてもらった感じだった。
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