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『大神 オリジナル・サウンドトラック』 [大神]

今年の春に遊んでいたゲーム、
『大神』の PlayStaition2 the Best 版が12月14日に発売されるようです。
お値段 2,980円。ベスト化されるの早いなあ。
『大神』は、ゲーム本編だけですっかり満足してしまったので、
それ以外の追加情報もファンサービスも特に欲しいとは思わなかったのですが、
クローバースタジオが来春解散予定と聞いて寂しくなったので、サントラを買ってきました。

100%和楽器だけで構成されているわけではないけど、
和風というカラーを大切にしつつ、現代っ子のゲーマーにも聴きやすいようにアレンジされてます。
音の世界観への貢献ぶりが見事。ゲームのコンセプトを徹底して音楽に反映させている。
スタッフの解説を読んでそんな印象を受けました。

クリアしてから約半年ぶりに聴いたけど、一番耳に残っていたのはウシワカのテーマかな。
和風のメロディ+三拍子のリズムという組み合わせが好きだ。
こんな笛の哀切なメロディに載せて「レッツロック、ベイビィ!」とか言っちゃうウシワカは、
やっぱりちょっと変な人だと思う。

フィールド曲では「神州平原」と「両島原」が好きです。
ゲームでは、移動中に○ボタンを押し続けていると徐々に加速して、アマテラスの移動速度が
3段階で変化するのですが、その一番早いスピードでタタッタタッと地面を蹴って駆けている感じ。
最高速度で走ってもまだ伸び伸びとしていられるフィールドの広さがイメージできて爽快です。
アレンジの違う(其の一)と(其の二)をそのまま連続して聴けるのも楽しい。

戦闘場面の BGM はどれもカッコイイ。
鬼のように盛り上がるラスボス戦 BGM 『太陽は昇る』を筆頭に、
もの悲しいような笛の音と、ハイテンションな三味線、おいしいところで決まる鼓!
あれだ、『ギースにしょうゆ』とか好きな人にオススメ。
「ィヨォーッ!」とかいってる合いの手の声も、ばっちり入りますよ?
戦闘曲を聴いていると間奏の部分でリズムの刻みに合わせて、
ほ、ほ、ほ~たるこい♪と歌いたくなるのはなぜかと思っていたら、
中ボス共通の戦闘曲には、『ほたるこい』のフレーズを織り込んでいるとのことでした。
CD 付属の解説に書いてあってようやく腑に落ちた。

ブックレットには、製作者による全曲紹介も載っていて内容充実。
『大神』発売前に書かれたというスタッフのコメントには、
「これから自分たちが面白いゲームを世に送り出すぜ」という気概があふれていて切ないです。
ゲームでは未回収の伏線もあることだし、
いつかカグヤをメインに据えた『大神 ~天上編』が発表されるといいのに。

http://www.o-kami.jp/
この『大神』公式サイトのメニュー画面で流れている BGM が「神州平原」


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大神(その8) [大神]

『大神』、クリアしました。
ナリは小さいが態度はでかい、イッスンの男前さが光っていました。

ラストダンジョン「箱舟ヤマト」は、これまで倒してきたボスたちとの再戦だけで
探索がなかったので、意外にあっさり終わってしまいました。
難破船とか鬼ヶ島とかイリワク神殿とか他のダンジョンでは、
天秤や吹雪発生装置や大砲のギミックをどうしたらいいか掴めなくて、
辺りを歩き回ったり下まで落ちたり凍ったりいろいろ苦労したから……。
しかし、湖に沈んだ鉄の船に「ヤマト」と名付けるセンスはいかがなものか。
それだとイスカンダルを目指しちゃうような気がするのだが、アメノトリフネじゃ駄目なのか。
ラスボスも、これまでに得た筆技を順番に使っていったら素直に倒せました。

ひととおりプレイして、アマテラスの仕種で一番好きなのは、
十六夜の祠で結界を張られたとき、見えない壁を前脚でがりがりと掻いていた様子です。
アマテラスは賢いので普段はそれほどケモノっぽいことはしないのですが、
このときは「えいえいえい!」ってむやみに中空を引っ掻いて、
「あれ、むこうに行けない、むこうの景色は透けて見えるのに、なにかある?」って
困惑している感じが動物っぽくて意外な一面でした。
ウシワカ隊長に両手で前脚を掴まれて、仕方なく後ろ脚で立ち上がりながら
話を聞いているアマテラスも可愛かった。

装備する武器は鏡が好きです。攻撃するときテンポが良くて、使いやすいので。
勾玉はボタン連打がきつくて、剣はタイミングがよく分からなかった。
優先して成長させたのは墨の数でした。
アイテム「無限墨」を惜しまず使えば後回しでもよかったかもしれないけど、
ここ掘れワンワンを効率良く進めるためにも、西安京くらいでMAXにしていました。
それでやっぱり、フィールドを駆け回るのが楽しかったです。

ちょっと気になるのが「四葉」、あれってメーカーの社章そのままだと思うのですが、
あれで繰り返し幸玉を得るうちに、社章を目にしただけでほんの少し気分がよくなるようになって、いつかオクトーバー社は絶対的なものになり、やがて金色のネズミと少女娼婦に追いかけられる日が来るのではないかとまったくヴェロシティの発売日はいつなんだ来春刊行じゃなかったのか!
……話が逸れました。
格ゲーなんかの背景にメーカーの名前が入っているのはよくありますが、
ああいうアピールの仕方は初めてじゃないかと。

ところで、まだすべてのミニイベントを見たわけではないんですが、
ロケットで旅立ったカグヤは、あれから話に出てこないよね?
自分が見逃しているだけではないよね?
ラスボスを倒した後もまだ、アマテラスにはタカマガハラに平穏を取り戻すという使命があるので、
カグヤと隊長を鍵にした『大神2 天界編』が出ることを期待しています。


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大神(その7) [大神]

宝帝の屋敷の頃から思っていたけど、
要求されるアクションの難易度が高くなっている気がします。
特に上から下まで吹き抜けになっているダンジョン!
正確に操作しないと数階下のフロアまで落ちるので、なかなか先に進めません。
空中を自由自在に歩く筆技がほしい今日このごろ。

「大神(その5)」に書いた困っていることのうち、2つは解決しました。

・西安京の桜
最後の一本が見つかりました。まさか○○○の○の上なんて、ふつう思い付かないよ。

・カジキマグロ
気長に挑戦していたら釣れました。
カジキマグロは「水面から上げた状態で一閃」×3回が必要です。
注意したのは、1匹目と2匹目の魚では釣り人の体力ゲージを消費しないように気をつけて、
カジキマグロのときは動きに合わせてこまめにスティックを切り返すくらい。
ほとんど体力ゲージを消費せずに水面に上げられるときもあるし、
8割赤くしても逃げられることもある。
運とタイミング次第かな。
体力ゲージはアマテラスの太陽器の数が影響しているのかと思ったけど、関係なさそうです。

あと、回収不可能と思われていた西安京(貴族街)の水中の宝箱ですが、
陸上から宝箱を「一閃」を使えば、蓋が開いてアイテムが自動的に浮いてくることがわかりました。
海中の貝からアイテムが拾う方法と同じだけど、今まで気付かなかったよ。
そして、西安京(貴族街)のはぐれ玉は地中に埋まった宝箱の中にありました。
あ、こんなところに! 


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大神(その6) [大神]

カムイまで来ました。

アマテラスの呼び名はさらに増え、
お犬ちゃん、ワン子さん、白ワンちゃん、ワンちゃん、ワン子、
妖怪白まんじゅう、ワン太郎、ワン公、シロ助、四足ノ白イ悪魔
くらいが最近人気のお名前です。生保会社もびっくりだ。
西安京の人々は、「ワンちゃん」とそのバリエーションで呼ぶことが多い気がします。
きっと地方によって特色があるんだろう。

2部の後半では、重要っぽいポジションのキャラがぱたぱたと倒れ、軽くショックを受けました。
あの人たちは、中ボスを倒しても復活しないのか。
1部では誰も死ななかったから、コミカルなノリのままだと思ってた。
後になって他のキャラから「あの人は始めからその覚悟があったんだ」とフォローされても、
そんな事情は神ならぬプレイヤーにはわからないのです。

2部から3部に続く幕間の部分が一枚絵+ナレーションで済まされているのも少し残念でした。
昔話らしい雰囲気を出すためにあえてそういう手法にしたのかな。
1部と2部の間はムービーだったのですが、なんとなくおいてきぼり気分。

あ、シャチ丸に乗れたのは嬉しかったです!
シャチはあの流線型がいいよねえ。もっとパンダ配色でも良かったけど、
いかにも南の海に住んでいそうな、カラフルな海洋哺乳類でした。


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大神(その5) [大神]

いま困っていることリスト
 ・神州平原、人魚の泉の近くの宝箱を回収する前に風が止まって地面に落ちる
 ・西安京の桜、最後の1本はどこ?
 ・カジキマグロが釣れない
困ったままでもストーリーは進むようだけど、はがゆくって気になるー!

それと、西安京で一つ口惜しいことがありました。
貴族街の水路の宝箱を回収する前に、ミニゲーム「ここ掘れワンワン(水脈編)」に
成功してしまったので、水の中にいつまでも宝箱が残っています。たぶん手遅れ。
……もしかしてあの中には、はぐれ玉があったのではあるまいか。
いや、考えてもしょうがないことは考えないようにしよう。
貴族街を通るたびにすっぱい葡萄のキツネの気分です。
(アマテラスはオオカミだけど)


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大神(その4) [大神]

タケノコ型ロケットで旅立つカグヤを見送って、今は西安京にいます。
本当に何でもありですね、このゲーム。

この前、イッスンの顔を初めて見ました。
打ち出の小槌を使った途端にアマテラスのサイズが縮み、
相対的にイッスンが画面に大きく映るようになったのですが、
いや、ノミなんて言って悪かった。
股旅物の役者みたいにタマムシ色の三度笠をかぶって、粋なかんじだ。

あと、アマテラスの性別がずっと気になっています。
「アマテラス」だから女の子かと思っていたら、
相手によって呼び方にかなりのバリエーションがあり、記憶にあるだけでも、
アマ公、毛むくじゃら、シロ、シロちゃん、ポチ、ワンちゃん、オオカミ、白毛布、
白毛布のダンナ、シロ兄やん、白玉チャン、etc......と呼ばれてる。
普通のヒトの目には、アマテラスの体表の朱色の隈取は見えなくて、
ただの白い狼(犬?)と思われることが多いのかな。

神様のひとりであるサクヤには「慈母」と呼ばれているし、
盲目ゆえに感覚の鋭いヤツフサにも「美しい女性」と言われていたから、
人格は女性だと思うのですが、もしかしたら神様だから性別はないのかもしれない。
でも、それはそれで「らしい」ので OK です。


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大神(その3) [大神]

ヤマタノオロチを倒しました。
「あれ、この段階で宿敵を倒しちゃったけど、このあとどうするの?」と思っていたら、
謎の黒い影がヤマタノオロチから飛び出して四方に散り、
「俺たちの戦いはこれからだ!」になりました。
よかった、まだ筆神さまもみんな揃っていないし、マップの白い部分がたくさんあるものね。

自分ひとりでもヤマタノオロチとの対決に向かおうとするクシナダは、
たいへん格好良かったです。
「シロちゃん、私 絶対逃げないよ」あたりの台詞にしびれた。
一生懸命で、口調が可愛くて、自分の限界も知っていて、
お酒づくりという仕事に対する誇りも感じさせる台詞でした。
クシナダは、優しいんだけどマイペースでおっとりした女の人だと思っていたから、
そんな勇気を見せられると参ります。この場面だけでクシナダびいき。

健気なクシナダを背中に乗せて、アマテラスが征くときのBGMも勇壮で素敵でした。
マカロニウェスタン☆


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大神(その2) [大神]

遊びたいゲームがあるのは幸せだ。
アガタの森と高宮平をうろうろし、神木村で畑の大根を10本抜いたりしています。
女郎蜘蛛にはどうしたらダメージを与えられるのか分からなくて苦戦しました。
(ご祝儀がもらえなかった)
だんだん要求されるアクションが難しくなってきてる?

人倫の伝道師 ウシワカ イズ ヒア!には参りました。
挨拶が「やあ ユーたち久しぶり!」って、どうですか。
武器の名前が愛刀"ぴろうとおく"でいいんですか。
ミカン爺のブレイクダンスを見物した後だったのでそれほどショックじゃなかったけど、
ライドウでラスプーチンに「ミーの使う魔トリョーシカの妙技ヲ 少しばかり見せてあげよウ」と
言われたときほどのショックではなかったけど、やっぱりショックだな。
you は複数形になったって you じゃないのか!というツッコミを思いつく間もなかったよ。
こういうセンス大好き(笑)

イッスンは、いろいろな人に「玉虫」と呼ばれると怒るけど、
通常画面では金色の小さな点で表現されているので
アマテラスにまとわりついて跳ねている様子は、むしろノミっぽい気がします。
 r ・ ← ここにいる
アマテラスがフィールド上の注意すべきポイントに近づくと、
自動でぴょいんとそちらに飛んでいってくれる、ちょっと鉄火肌だけど優しいナビゲーター。

それにしてもはぐれ玉といい、
フィールドに点在している正体不明のネコの像といい、やりこみ要素を感じます。


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大神(その1) [大神]

発売前から和風テイストのビジュアルが気になっていた、『大神』を始めました。
わー、すごく楽しい! 安心して万人にオススメできるいいゲームだなあ、これ。

プレイヤーは、白い狼(アマテラス)を操作して、
妖怪の跋扈する荒れた世界に自然の生命力を取り戻すのですが、
アマテラスの動きが勢いあって格好良いので、
白い狼がフィールドを飛んだり跳ねたり転がったりするのを見てるだけで楽しいです。

アマテラスが無表情なのが逆に可愛い。
旅の同行者であるイッスンには「ぼんやりした顔」と言われてますが、
人が熱弁している間、あさっての方向を見ながら伏せている仕種とか、
水から上がったあと身震いして水滴を落とす様子とか、普通に犬っぽい(狼っぽい)。
台詞もなくてしゃべらないし、変に擬人化されてないのがいいです。

ジャンル名は、パッケージに書いてある「ネイチャーアドベンチャー」かな?
戦闘はアクションRPGです。敵の攻撃が当たらないように
エリア中を走って避けて、隙があったら攻撃×3回を叩き込む!
自分、妙にこの戦闘システムに慣れていると思ったら、
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』とちょっと似てる。

NPCの台詞やイベントは明るいコメディ調。
村の建物や風景、BGM、敵のデザインも和風です。
コントローラーの左スティックで筆を使って、画面に絵を描けるのが楽しい!


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