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『朧村正 音楽集 変奏ノ幕』 [朧村正]

『朧村正 音楽集 変奏ノ幕』は、ベイシスケイプのみなさまによる『朧村正』のアレンジCD。
ヴァニラウェアのみなさまが描いた新規イラストにインスパイアされて
作曲されたという新曲も3曲入っています。
公式ストアのアルバム紹介文には「和楽器の持ち味を活かしたアレンジ楽曲」とありますが、
徹底した和楽器アレンジというわけではなく、洋楽器も使いながらバランスを取りつつ
全体を通してクオリティを上げているという印象でした。

それにしてもアルバムジャケットのイラスト――!
ゲームだと、紺菊は一歩下がったところで陣九郎さまをアシストという控えめな印象だったけど、
今回はオトナな感じですね。この一途なおキツネさまをどうするんですかね、陣九郎は。

新曲の一つ「落花繽紛」が好き。ピアノと三味線!
「雪月風花」は原曲も好きだったけど、このアレンジも素敵。
3分過ぎの後半部分がとてもいいです。ピアノの音が余裕を持って遊んでいるかんじ。
そして「深山幽谷」も好き。途中からギターも入ってロックな部分が増えていく。
「乾坤一擲」もかっこいい。
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『朧村正音楽集』 [朧村正]

マーベラスエンターテイメント発売、ヴァニラウェア開発のwii ソフト、『朧村正』のサントラ。
音楽は和楽器とオーケストラ音のコラボで、作曲はベイシスケイプのみなさま。
複数のコンポーザーから成るサントラは、作曲者それぞれの個性や作風のちがいが
ゲームの世界観の奥行きや広がりにつながるところがいい。

朧村正のサントラは一曲一曲、よく考えて作られている。
曲名はすべて四字熟語。タイトルの語尾に阿・吽と付く曲は同じテーマのアレンジ違い。
朧村正はステージのBGMが阿で、戦闘に入った瞬間に吽に切り換わるところが凝っている。

「深山幽谷・阿」と「深山幽谷・吽」がとても好き。
阿のうちから弦がおどるおどる。ピアノの高音がころころいってる。
峻烈な渓流を細く激しく流れる透明度の高い水のイメージ。阿は気持ちの良い曲、吽は軽快!

「雪月風花・吽」も好き。最初に耳に止まった曲だった。
耳に優しく、心地良く流れるわりに、意外なくらいアップテンポ。
和楽器でロックしているキャッチーな曲。「清風明月・吽」もロックだよね。

「屍山血河・吽」は崎元さんらしい曲。
「千紅万紫」や「邯鄲之夢」のたおやかな妖しさは朧村正ならでは。
「暮色蒼然・阿」はレトロテイストで耳に残る。
「落花流水」はメロディがきれい、折れた花のような哀しさと切ない色気。

「生生流転」は、時代映画のエンディングテーマのような曲。
映画館で大作を観終わったあとのようにしみじみする。

ベイシスケイプのサイトには全曲目が載っています。
http://www.basiscape.com/store_oboromuramasa.html

そして、CDケースのイラストがやたらとセクシーでした。
虎姫なんて幽霊なのに、馬にまたがったその姿はかえって色っぽいよ。
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朧村正(その8) [朧村正]

『朧村正』の結末について、ネタバレしています。ご注意ください。

すべてのエンディングを見ました!
「鬼助伝」の朧村正エンドは、鳴神の城から狗頭龍を持ち出した時点に、時が戻ってやり直し。
虎姫は生き残り、鬼助の協力で悪い家臣を捕まえる。
鬼助は狗頭龍の妖気を鎮めるために、海を渡って世界の妖怪変化と八面六臂の大立ち回り。
いつかこの国に生きて帰ったら虎姫をさらって嫁にすると宣言して、旅に出てしまうのだった。
うーん、もともと鬼助と虎姫は身分違いの恋だし、いきなり大団円は難しいかなぁ。
でも鬼助、海の向こうでの冒険譚が全二十巻の壮大な物語になるまで虎姫を待たすな、
いっそ連れて行けー!

"朧村正"を装備するためにレベル上げをしていた頃、伊豆の魔窟「百鬼夜行」に挑戦して
赤鬼青鬼に負けて、そこで気付いたんだけど、もしかして魔窟攻略の途中で負けた場合、
レベルだけ上がって戦闘中に使用したアイテムは減らないの?
なんて経験値稼ぎのためにあるような場所なんだ。
実際のところ、レベル上げはそれほど苦にならなかった。
魔窟で戦えばたいてい1つはレベルアップするし、
自分のレベルが上がると敵のレベルも高くなる仕組みみたいで、
魔窟に向かう道の途中で通常敵と戦っているだけでも、ぼちぼち強くなる。

3つ目のエンディングを見た後、試しに修羅モードで遊んでみた。
通常戦闘は突破できるけど、ラスボスの犬神で挫折した。これは練習しないと無理そうだ。
ヴァニラウェアの作品は、イラストの親しみやすい雰囲気とはうらはらに、意外に手強い気がするよ。

『朧村正』のすべてのエンディングを見た感想は、これはこれで満足。
マップ間の移動が不便だったり、通常戦闘のパターンが少なめだったりする欠点もあるけど、
絵と音楽と雰囲気が良くて、食事が美味しそうだったので満足。
料理では、魚の塩焼きのアニメーションがお気に入りです。
焼けるにしたがって表面にいい焦げ色が付いて、岩魚の口が少しずつ開く描写に、ぐっときた。

プレイ時間は二人分で31時間ちょっと。百姫も鬼助もレベル94。
所要時間30時間強のコンパクトな作品で、最近の自分には珍しく短期間で一気にクリアできた。
あまり頭を使わなくてよくて、ちょっと時間があるときに遊びやすかった。
声優さんたちの演技は素晴らしかった。どのキャラクターにも合っていて、凛として、好み。
「落花流水」を聴くと、空耳で、ラスボス前の虎姫の声が聞こえるくらいだ。

気になったところは、一度に表示する台詞の文字数がちょっと多過ぎないかな。
目はすべての文字を読み終わっているのに、音声はまだ一行目で、テンポが合わずに戸惑った。
Aボタンを押してスキップしたくなるのが勿体ない。
あと、これはハードの問題だけど、ヌンチャクコントローラーで遊んだので、
左のスティックを真横に押しているつもりなのに上や下に入ることが多くて、ジタバタした。

改めて考えると、通常のステージで杉の枝から枝に飛び移って魂を集めるのが楽しかったな。
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朧村正(その7) [朧村正]

『朧村正』の結末について、ネタバレしています。ご注意ください。

このゲームは一種のマルチエンディングになっていて、1つ目の結末を迎えた後、
"無銘玉ノ緒"と"憑き落とし"の2本を装備してラストステージに向かうと、話の展開が変わります。
その場合、鬼助は百姫と、百姫は鬼助と戦うことになるんだけど、二人とも防御が堅くて強かった。
こちらが居合い攻撃を出すと相手も超反応で居合いを使って相殺するので、ガードを崩すのに苦労した。

「鬼助伝」の vs 百姫は、百姫の刀を折った状態で左端の壁際に追い詰めて、
CPU百姫の生命力ゲージが半減するまで連続攻撃を重ねたら、生命力をガンガン削れたんだけど、
対戦格ゲーで同じことやったらハメだよなあと罪悪感を感じて逃がしたら、
やっぱり厄介だったから後悔した。
『朧村正』の戦闘はステージがループしないから、壁際に追いつめられると脱出しづらいんだよね。
この世界観で対戦格闘ゲームをしたら、月華やサムスピごっこができると思ったけど、
壁際での立ち回りが難しそう。

「鬼助伝」の無銘玉ノ緒・憑き落としエンドは、百姫と一緒に妖刀村正始末人。
虎姫と百姫の姉妹設定がようやく活かされた結末でした。
エンディングに歌舞伎「籠釣瓶」を絡めて来たのは面白かった。
次郎左衛門という名前にあれ?と思って、八ツ橋でおお!とびっくりした。
鬼助と百姫が温泉仲間なのはいいけど、
百姫に裸で酌をさせるような真似は(陣九郎と虎姫姉さまが)許しませんよ。

「百姫伝」の無銘玉ノ緒・憑き落としエンドは、合魂の術で女剣士おぼろ血風録でした。
手足を縛られて捕まっている狐バージョンの紺菊が可愛かった。
百姫(中身は陣九郎)が話し掛けると首をもたげるのが健気で、可哀想だけど可愛い。
合魂の術で記憶を失ったおぼろ(百姫)の元にも狐として姿を現すけど、おぼろと会話はしないのだ。

さて、3つ目のエンディングを見るためには、
最強の妖刀"朧村正"を装備してラスボスに勝たねばなりませぬ。
"朧村正"を作るために必要な刀は4本。
すべて白色の封印が施された魔窟に眠っています。
うちの場合、鬼助は大和と駿河、百姫は近江と伊勢の白の魔窟へ行きました。

魔窟の強い敵に挑むときには、直前に料理を食べておき(自動回復の効果がつく牡丹鍋が好き)、
霊方反魂丹などの回復アイテムを9個持ち、戦闘中は砥石で奥義を出し続けるべし。

「百姫伝」の朧村正エンドは、時を遡って柳生も姫も俺のもの。
陣九郎が雪之丞の身体を乗っ取って、巧くやったな!と悪友の背中を叩きたくなるような結末でした。
まあ、雪之丞も柳生一族の男なので、謀殺したりされたりする覚悟はあったでしょう。
百姫には何も知らせないまま、陣九郎はすべて隠して雪之丞として生きたらしい。
それもちょっと切ないけど、二人が幸せならいいや。
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朧村正(その6) [朧村正]

「百姫伝」、とりあえずクリアしました。
ラストバトルは大和国の金剛山。
だから、空中の狭い足場を使うバトルは苦手だと言っているのに……、何度岩から落ちたことか。
こんがら童子とせいたか童子の2体に苦戦したので、
不動明王と戦わずに済んでほっとしたのと拍子抜けしたのが半々です。

ボス戦の準備としては、忍袋に1個しかない強力な回復道具を入れるより、
たくさん持っている次点のアイテムを入れるべきだな。
これからアイテムを買うときは、9個までまとめ買いしよう。

エンディングでは、不動明王の力で百姫の身体と魂は元に戻り、陣九郎は地獄へ。
百姫は雪之丞に保護されて、二人の祝言の準備が進むけど、
陣九郎の罪が軽くなることを祈るため、百姫は縁談を蹴って出家することを決めるのでした。
おお、なんかアクションRPGを遊んでいてヒロインが尼になるという展開は新鮮だ。
不動明王の面前で百姫に罪はないと訴える陣九郎は、優しさを態度で示す渋い男だった。
元はといえば、陣九郎が雪之丞の身体を乗っとろうとしたのがトラブルの発端だけど、
百姫には義侠心を見せるんだな。紺菊は最後まで一途で健気でした。

百姫と鬼助のラスボス戦で手に入れた2本の刀を装備して、
もう一回ラスボスに挑むとエンディングが変わるそうだけど、その前に魔窟巡りをしよう。
魔窟のエキストラマッチは「柳生一族の陰謀」とか「鳥獣戯画」とか、タイトルが遊んでいる。
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朧村正(その5) [朧村正]

「鬼助伝」とりあえずクリア。

江戸城に屍の山を築いて公方様の前に辿り着いてみれば、虎姫はすでに虫の息。
綱吉公に取り憑いた犬神を倒して戦い自体は終わるものの、
とうにこの世の人ではなかった虎姫は、阿弥陀様に頼んでも生き返らない。
鬼助は激情に任せて自刃。
そして、町人の子に転生して十数年後、虎姫も再びこの世に生を受け、
稲荷明神のお導きで二人は再会するのでありました。

犬神戦は雷に気を付けよう。うかつに当たると、がりがり生命力を削られる。
エンディングは面倒見の良い弓弦葉に心が和んだ。
「鬼助様はどうにも鈍いので、今夜も二人の夢枕に立たないと……」と
キューピッド役をしているらしい。糸のように目を細めた笑顔が狐らしくていいね。

しかし、なんでかな、微妙にひとごとのように感じてしまう。
キャラクターがあまり動かないで、言葉だけで説明される部分が多いせいかな。
例えば、鬼助が6つのされこうべを腰に下げることになった顛末や
虎姫を庇って切られる場面の映像がないからだろうか。
エンディングは各キャラ3パターンあるそうなので、全部見てから考えよう。

それはさておき、「百姫伝」の続き。
神路山 神宮林で風神と戦った甲斐なく天界の門は閉ざされ、
それどころか一つの身体を二つの魂が交代で使うという無理が祟って、百姫の命は風前の灯。
陣九郎は一縷の望みを掛けて大和へ急ぐのだった。

途中で立ち寄った三河の魔窟、「七人の侍」に苦戦しています。
敵のガードを崩せないまま、刀を折られて取り囲まれるから、侍と戦うのは苦手。
操作が荒いせいか思い通りに溜め攻撃が出せないので、居合いと奥義で強引に乗り切るしかない。
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朧村正(その4) [朧村正]

この作品の戦闘は、2D格闘ゲームに近い気がする。
2D格ゲーを本格的にやり込んだことはないけど、
浮かせて連続攻撃とかタメからの攻撃でガード崩しとか、そういう感じ。
あとは、投げと遠距離攻撃があったらなあ。
伊賀国髑髏谷暗夜城などの場所によっては、鎖鎌をブンブン振り回す敵忍者を
ノーダメージで倒すことが難しいんだが、鬼助は忍者だから手裏剣くらい投げられないものかな。
攻撃力は低くてもいいから、飛び道具がほしい。

ゲームの難易度を無双と修羅に分けて、いつでも切り替えできるようにしたのは良かった。
ガードや跳ね返しの判定も前作オーディンスフィアより易しくて、戦いが楽しくなった。
防御すると刀の霊力ゲージが減るから素直に避けた方がいい場合もあるけど、
まず、武器を振り回していればどうにかなる。

温泉で鬼助に薄ぺったいと言われたー。
百姫は温泉好きと思われることに納得いかないと思う。

ふるやのもりやまんじゅう怖いやぶすなど、
NPCとの会話にどこかで聞いたことのある話が織り込んであるのはざらっとする。
満開の桜や竹林、長閑な里の景色など、美しい背景を出し惜しみなく見せてくれるのは素敵。
ススキの揺れ方に見惚れるよ。
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朧村正(その3) [朧村正]

「百姫伝」、伊勢まできたよ。
山城の国から井戸の底を抜けて地獄まで黒光を探しに行ったのに、空振りで残念。
前回の日記にも書いたけど、ここで出現する赤鬼と青鬼、牛頭と馬頭が強かった。
今までの敵とは段違いに攻撃力が高くて、頑丈で、牛頭馬頭が2体同時に出現すると
なかなか勝てない。無双モードなのに苦戦する。
試行錯誤するうちに、やっと奥義を使うことを覚えました。ゲージが貯まったらBボタンBボタン!
居合い切りや奥義はゲージがたまったら、どんどん使った方が良さそうだ。

地獄八景 等活での大鬼との戦いでは回復アイテムを使いまくり。
足場を使うボス戦は焦るから苦手で、3度目の正直でやっと倒せた。
戦いの前の、百姫と大鬼のやり取りはよかった。
百姫は地獄の恐ろしさに震えていたくせに、覚悟を決めたら堂々としたもので、
陣九郎も彼女のそういう機転と気丈さを気に入っているっぽい。

今は伊勢から天界に向かう神地山 神宮林にいます。カラフルな毒蛾がたくさん舞っています。
このステージは画面に黄金の瑞雲が掛かって見づらく、足を踏み外して落下する。

温泉で鬼助に会って「あの方にも見せておらぬのに、二度も肌を見られてしまった」
と嘆く百姫に、掛ける言葉が見つからない……。
雪之丞を好いていたことは知っていたけど、そこまで本気だったのね。
鬼助は弓弦葉にお背中流しましょうかと聞かれて慌てる場面が好きです。
紺菊と温泉はまだかねー。
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朧村正(その2) [朧村正]

ヴァニラウェアのロゴまで和風にアレンジしてあって感心。
「鬼助伝」も始めました。
伊賀忍群の抜け忍、鬼助は、なくした記憶の手掛かりを求めて伊賀城へ。
それから虎姫を追って美濃~遠州~大和~川中島へ。

鬼助の場合も百姫とすることは一緒だけど、スタート地点は山城。
人型の敵ばかりじゃなくて大百足や土蜘蛛や一目入道など、あやかしと戦うボス戦が多くて楽しい。
「鬼助伝」は百姫の姉、虎姫がすてき。
ヴァニラウェアはやるべきこと、使命を持った女の子を描くのが上手。
虎姫は責任感の強い武家の姫君で、"狗頭龍"を封じる巫女で、実はすでに亡くなっているのね。

そして、弓弦葉と温泉! 百姫と温泉!
このゲーム、温泉に入ると生命力と刀の霊力が全回復して、先客がいる場合は会話もできる。
温泉の入口から少し移動しないと、先客がいるかどうかわからないという部分に、こだわりを感じる。

秋葉山山道のBGMが好き。乗鞍山の戦闘BGMも好き。
アクションゲームを楽しみたい人よりは、映像と音楽を楽しみたい人向けのゲームだと思う。
『オーディンスフィア』から進化して遊びやすくなっているけど、
大マップでエリア間を自在に移動できないのは残念だ。
ゲームモードを無双と修羅を分けたのは良し。ロードのたびに選び直せるのはとても助かる。
料理で敵の出現率を変えられるのも便利。

「百姫伝」の続きは、百姫(陣九郎)が黒光を探して東奔西走。
陣九郎がさりげなく百姫に譲歩したり気遣かったりしているのが微笑ましい。
鳴神藩に巣食う獅子身中の虫を倒して、山城から地獄に入ったら急に敵が堅く強くなった。
赤鬼青鬼や牛頭馬頭の強さはそれまでの雑魚と桁違い。
後から考えたら、料理でドーピング or 煙玉でスルーすればよかったのか。
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朧村正(その1) [朧村正]

ヴァニラウェア開発、マーベラスエンターテイメント発売の和風アクションRPG。
サウンドはベイシスケイプ。
ストーリーは抜け忍の鬼助が主人公の「妖刀村正忍法帖 鬼助伝」と
美濃国鳴神藩の当主の娘、百姫が主人公の「朧剣百鬼夜行 百姫伝」に分かれています。
まずは女の子キャラの方がとっつきやすそうと思って、百姫伝から始めました。
時は元禄、場所は美濃国鳴神藩。婚約者雪之丞をかばって陣九郎に切られ、
陣九郎の魂に身体を乗っ取られてしまった百姫の運命やいかに。

基本的には横スクロールの2D画面で敵を蹴散らし、魂を集めて新たな妖刀を作成。
ボスを倒して新しい刀を手に入れて、結界を壊して次のマップへ。
刀を集めるのがお仕事です。

プレイヤーは百姫(中身は陣九郎)を操作するんだけど、キャラクターが軽いから移動が楽しい。
高い木の上や空中に浮かぶ魂を二段ジャンプや滑空で飛び回って集めるんだけど、軽々と動く。

百姫のときと陣九郎が乗り移っているときの声色が違っていて、沢城みゆきさんカッコいい。
陣九郎の魂が入っているときの堂々とした男ぶりが好き。
最初のうちは悪漢と運命共同体になっておろおろしていた百姫だけど、気丈なところもあって良い。
狐の紺菊は陣九郎に尽くしていて色っぽい。
紺菊に「まさか百姫が気になるのでは」って嫉かれる陣九郎は果報者。
それに対して、子守りをしているだけだと返答するのも愉快。

音楽が出し惜しみなく使われていて勿体ないくらい。
ロードが早いから場面が変わるとすぐ次の曲が始まるんだな。
同じテーマの曲で移動時は阿、敵と遭遇すると吽にスムーズに移行するのがすごい。

難易度は無双モードを選択したので、戦闘時はAボタン連打していれば恰好がつく。
吹き飛び中にAボタンを押すと素早く立ち直れることは覚えておこう。

そして、食事のアニメーションがとてもいい。
三色団子がぷるんと揺れるのがたまらなく美味しそうで、
蕎麦をすするとつゆが揺れるし、風呂吹き大根には味噌が掛かっている。
皿の上の茶菓子や料理を少しずつ食べていく様子がものすごく可愛い。
このゲームしていると和菓子や蕎麦を食べたくなる。
『朧村正』公式サイト>スペシャル>朧食堂のページに、食事のアニメーションを
試遊するためだけのコンテンツがあって、気合いの入れように笑ってしまった。
http://www.mmv.co.jp/special/game/wii/oboromuramasa/special/dining.html
↑ こちら。

がつがつ遊んでいたら、通りかかった外野に「それ、オーディンスフィアの続編?」と訊かれた。
細かいシステムは違うけど、まあ、ベースは一緒だよね。
魂を集めているとフォゾンを集めている気分になるし、基本的な操作も似ている。
どちらも世界観が素敵です。
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