東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚（その１０）

東京鬼祓師2周目日記。第9話PM～最終話AM

武藤もこんな気持ちだったのかな、と思って。
人は斯くも複雑で容易く計算値を超える。
だからこそ、こんなに愛しいんだろう。
零の可愛らしさは異常。
（後日、白が「其方は一々大仰なのじゃ！」と言っていて、なるほどたしかにと思った。）
最終話に続くための3つ目の選択肢が出たときには、ものすごくほっとした。
表示されなかったらどうしようかと思った。

最終話の朝。
第9話を乗り越えた自分たちには、もうなにも恐れることはないみたいな雰囲気です。
うちの神社に白と零と朝子がいて、夕飯の献立はなにがいいか話していることにジンとする。
この瞬間のために2周目をやってきたんです。

「どうして君は反対のことばかり言うんだい？ 執行者を挟んで~」の部分、
白と零はお互い、考えていることが筒抜けなのね。
白が「妾の心は其方のものだ」とか、零が「未来とは君のこと」とか言うんだけど、
もう責任とってなんとかしよう、主人公！！ 朝子先生のこともなんとかしよう。
主人公はこの事件が解決した後も、白と零を連れて引き続き神社でお世話になりつつ、
学校に通いながら図書館で働けばいい。

ところで今頃になって、札強化のとき、特定の花札＋アイテムの組み合わせで
武器や防具の種類が変わることを知りました。
どおりで普通に売っている武器の攻撃力が低いはずだ。
札強化すれば、蜻蛉切や天叢雲剣など、
伝説上＆歴史上の武器をブンブン振り回すことができるようになる。
今回のアイテム調合にはなにかが足りないと思っていたけど、
あのトンデモ加減は札強化に引き継がれていたんだね。
花札の力でジャイアントクマが金剛力士像に！というノリは、オーパーツに似ていると思う。

札強化を試したことはあったけど、AP増加などのデメリットがあるのと、
札強化に使った花札は札配置に使えないのが不便で、スルーしてた。
そして、特定の組み合わせで強い武器が手に入ることを知っても、
組み合わせを探すのが面倒なのと、攻撃範囲と威力とAPのバランスを考えると、
やっぱり吹き矢でいいやという結論になるのであった。

防具については、防御力が高くて欠点のない鴉乃杜男子制服が手に入ったので
装備変更したけど、じゃあこれまで主人公は何を着ていたんだろう。
スカーフオンリーとか般若面オンリーとか、どんな怪人だ。