SSブログ

『HELLSING』 10巻 [コミック]

ヘルシングの最終巻を読んだ。

なんともしあわせな最終巻でしたな。
アーカードのあの満足そうな顔。セラスの嬉しそうな顔。
ずっと前から知ってたけど、アーカードは局長が好きで、局長はアーカードが好きなんだな。
「手荒い歓迎だな。相変わらず騒々しい」

執事に見せ場があって泣いた。勝ちたかったなぁって本音過ぎる。
少佐はこれまでの中でこの巻が一番かっこよかった。表情がいいんだ。渋い。
隊長の「他人の女に手を出すから」発言もよかった。
「あたしの中でタバコ吸わないでください」も。
あの漫画でたぶんタバコは不屈と不敵、不遜の象徴。
眼鏡はなんの象徴だろう…。

セラスとインテグラが仲良くてよかった。
ヘルシングのみんなが揃って、表紙もしあわせ。
あんなセンチメンタルな話で終わるなんて思わなかった。
バレンタイン兄弟にも愛。

最終話の吸血未遂から滴るまでのシーン、伯爵と伯爵のプラトニックラブに萌え転がれる。
アーカードは局長の一挙手一投足を面白がって好ましく思っていそうで、
本当に屈折して趣味がいい。

カバーを外せばコスプレ大会。少佐に電流走る。
ダメだー、アーカーギはあんまりだー! 闇に舞い降りた吸血鬼ってそのままだー!

アーカードの戦いは最後シュレが持っていっちゃって物足りなくもあるが、
(ドクとの因縁は執事が大活躍で満足。彼女も片が付けいて満足)
もともと化物を倒すのはいつだって人間だという話だったし、インテグラとセラスの共闘はときめくし、
少佐も最後まで少佐で、不本意ながら格好いい。
連載開始から完結までに10年か、お疲れさまでした!
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

ヘルシング 画像

もう見ました、面白いですね
by ヘルシング 画像 (2010-11-08 18:14) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0