名探偵ピカチュウ

名探偵ピカチュウをクリアしました。
ひたすらピカチュウが可愛いゲームでした。

個人的に春は「大逆転裁判」の季節なんだけど、アドベンチャーのジャンルを眺めていたらつい「名探偵ピカチュウ」を買っていた。
ポケモンのゲームをプレイするのはこれが初めて。
ポケットモンスター全般に関する知識の薄い人間が遊んだ感想としては、ピカチュウが可愛い。
主人公であるティムが歩いたり走ったりすると、鹿撃ち帽を被った名探偵ピカチュウが追い掛けてきて可愛い。

最初にピカチュウがティムの足元をうろうろするのを見たとき、ライドウとゴウトを思い出してしまい、名探偵ピカチュウは二本足で立って歩く分ゴウトより背が高くて、輪郭が丸くて、主人公に先輩風を吹かせるどっちがどっちの保護者かわからないお互いさま的な存在で、いやいやこれはそういうゲームじゃないからと自分に言い聞かせていたけど、途中の章で2匹ずつ培養液に漬かったポケモンも出てきて、知ってるこれ悪魔合体しようとしてるんでしょとわたしの中のデビルサマナーが囁く。
なるほどポケモンとメガテンは親和性高いのがなんとなくわかった。
デビルサマナーじゃないから召喚しないし、ポケモンじゃないからバトルしないし、逆転裁判じゃないから裁判パートはないけど、足して3で割ったようなゲームで楽しかった。

・ポケモンがたくさん登場する。
・知らないポケモンがたくさんいる。
・知ってるポケモンが登場すると嬉しい。
・おお、これが「アローラのすがた」。
・下画面のピカチュウのイラストは、頬のラインが微妙にしもぶくれで可愛い。
・ピカチュウは鹿撃ち帽が似合ってて可愛い。
・ピカチュウの表情が豊か。目と手の動き、しぐさに惹きつけられる。
・ピカチュウはティムとおなじダークブラウンの眼をしている。
・台詞が全部ひらがな。たぶん自分はゲームの対象年齢を大きく超えている。
・難易度は低いというか、親切。オートセーブでガンガン進んでいく。
・主人公のティムは19歳、車の運転もできちゃう。
・ティムはポケモントレーナーではないので、ボールを投げたりはしないのね。
・人間キャラクターのデザインがディズニーっぽく感じて初めは慣れなかったけど、戦略的なものですかね。国際色豊かで、いろいろな配慮を垣間見る。
・「めざせ、ポケモン・スター」というテレビ番組のタイトルは、セルフパロでしょうか。
・章ごとに舞台が洞窟や研究所、遊園地など変化に富んでいる。

ピカチュウのコーヒーの匂いにうっとりする表情とか、「まんざらでもないんだろ　わかってるって」のシーンの左目でウィンクして手を払うしぐさとか、なんだこの可愛さ。
「あらいばからでなおしな！」みたいな啖呵もあって、基本的にここのピカチュウはハードボイルド。可愛い三等身の見た目と成人男性のボイスが違和感なく同居してる。
あと、ピカチュウの手がね！
手の甲が丸くて、掌が平らで、小さなゆび？つめ？があるあのお手々がね、めちゃ可愛い。

映画「名探偵ピカチュウ」の存在は知っていたけど、ストーリーは違うものなんだね。
ゲームのピカチュウもかっこ良くて可愛いよ！
続編が出たらまた遊びたいなあ。