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朧村正(その8) [朧村正]

『朧村正』の結末について、ネタバレしています。ご注意ください。

すべてのエンディングを見ました!
「鬼助伝」の朧村正エンドは、鳴神の城から狗頭龍を持ち出した時点に、時が戻ってやり直し。
虎姫は生き残り、鬼助の協力で悪い家臣を捕まえる。
鬼助は狗頭龍の妖気を鎮めるために、海を渡って世界の妖怪変化と八面六臂の大立ち回り。
いつかこの国に生きて帰ったら虎姫をさらって嫁にすると宣言して、旅に出てしまうのだった。
うーん、もともと鬼助と虎姫は身分違いの恋だし、いきなり大団円は難しいかなぁ。
でも鬼助、海の向こうでの冒険譚が全二十巻の壮大な物語になるまで虎姫を待たすな、
いっそ連れて行けー!

"朧村正"を装備するためにレベル上げをしていた頃、伊豆の魔窟「百鬼夜行」に挑戦して
赤鬼青鬼に負けて、そこで気付いたんだけど、もしかして魔窟攻略の途中で負けた場合、
レベルだけ上がって戦闘中に使用したアイテムは減らないの?
なんて経験値稼ぎのためにあるような場所なんだ。
実際のところ、レベル上げはそれほど苦にならなかった。
魔窟で戦えばたいてい1つはレベルアップするし、
自分のレベルが上がると敵のレベルも高くなる仕組みみたいで、
魔窟に向かう道の途中で通常敵と戦っているだけでも、ぼちぼち強くなる。

3つ目のエンディングを見た後、試しに修羅モードで遊んでみた。
通常戦闘は突破できるけど、ラスボスの犬神で挫折した。これは練習しないと無理そうだ。
ヴァニラウェアの作品は、イラストの親しみやすい雰囲気とはうらはらに、意外に手強い気がするよ。

『朧村正』のすべてのエンディングを見た感想は、これはこれで満足。
マップ間の移動が不便だったり、通常戦闘のパターンが少なめだったりする欠点もあるけど、
絵と音楽と雰囲気が良くて、食事が美味しそうだったので満足。
料理では、魚の塩焼きのアニメーションがお気に入りです。
焼けるにしたがって表面にいい焦げ色が付いて、岩魚の口が少しずつ開く描写に、ぐっときた。

プレイ時間は二人分で31時間ちょっと。百姫も鬼助もレベル94。
所要時間30時間強のコンパクトな作品で、最近の自分には珍しく短期間で一気にクリアできた。
あまり頭を使わなくてよくて、ちょっと時間があるときに遊びやすかった。
声優さんたちの演技は素晴らしかった。どのキャラクターにも合っていて、凛として、好み。
「落花流水」を聴くと、空耳で、ラスボス前の虎姫の声が聞こえるくらいだ。

気になったところは、一度に表示する台詞の文字数がちょっと多過ぎないかな。
目はすべての文字を読み終わっているのに、音声はまだ一行目で、テンポが合わずに戸惑った。
Aボタンを押してスキップしたくなるのが勿体ない。
あと、これはハードの問題だけど、ヌンチャクコントローラーで遊んだので、
左のスティックを真横に押しているつもりなのに上や下に入ることが多くて、ジタバタした。

改めて考えると、通常のステージで杉の枝から枝に飛び移って魂を集めるのが楽しかったな。
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